31年度 第3回校内研究授業(美術)

7月17日(水)矢治朋恵先生が3年C組の生徒と、美術の単元「私との対話~表すことで見えてくる自分自身~」の研究授業を行いました。
今回は、指導・助言者に大分県教育庁義務教育課から渕野俊二指導主事、大分大学から久間清喜教授、田中修二教授、廣瀬剛教授、藤井康子准教授をお招きしました。

附属中の美術科では、1970年代から卒業ペン画集を制作しています。3年間の学びの集大成として、自分の内面の成長を描いてきました。授業では、その制作途中で困っていることのアンケートをとり、最も多かった3つの悩みを解決しようとしたものでした。友達の解決策を聞いたり、グループで話し合ったり、対話的に学習を進め、解決策をいくつか学んだところで、自分の作品のコピーに加筆して試行していきました。生徒は、コピーの上下を見比べつつ、習得した技法の効果を確認し、成果を実感できていたようでした。

事後研では、学んだ技法を作品に反映させることは振り返りの手段として捉えられること、デザインや工芸であれば、個々の工夫にアドバイスをすることは有効だが、創造的な工夫へのアドバイスは主観的なもので意義が薄いことなどを指導いただきました。
次回は、9月20日の公開研です。ぜひ多くの先生方のお越しをお待ちしています。


  • 授業風景
  • 授業風景
  • 授業風景
  • 授業風景
  • 授業風景
  • 授業風景
  • 授業風景