31年度 第1回校内研究授業(理科)

5月29日(水)3年D組で理科の「物体の運動」の研究授業を行いました。昨年度に引き続き、本年度も校内研を公開します。参観を希望する先生方、お待ちしています。今回は、指導・助言者に大分大学から三次徳二教授と大分県教育センターから照山勝哉指導主事兼課長補佐をお招きして、石松一彦先生が授業しました。

今回の事後研では、主体的な学び、対話的な学び、深い学びを生み出す問いの研究を進めるため、ワークショップを行い、深い学びを生み出す問いの工夫、深い学びが見られた生徒の姿、こんなやり方も考えられたという3つの柱で、授業を分析して付箋を貼りながらグループ協議を行いました。指導助言者からは、下記のようなご意見をいただきました。

  • 既習事項の活用、意見の共有、説明する場の設定が深い学習を生み出す工夫となりうる
  • 課題について、その意味を十分理解させて進めないと作業になる
  • 素朴概念を排し、力の矢印をイメージさせることが大事
  • 今回の課題は高校3年生でも3割の生徒しか学力調査で正答しなかった高いレベルのもので、やる気をださせるのにはおもしろいものだった
  • 課題や実験方法を子ども自身が考え、やってみるという展開が有効
  • 子どもにもっと自由に考えさせ、社会が求める探究的な力をつけさせたい

次回は、6月5日(水)に瀧澤圭先生が英語の授業を行います。関心がある先生は本校にお問い合わせください。今後の予定はホームページに掲載していますので、必要なシートをダウンロードされてお気軽にお申し込み下さい。


  • 授業風景
    ボールの描く放物線を教材に
  • 授業風景
    ストロボ撮影した画像を使って
  • 授業風景
    グループで意見交流
  • 授業風景<
    意見の共有
  • 授業風景
    グループで事後研
  • 授業風景
    指導・助言をいただく