英語科セミナー開催!

令和2年1月24日(金)

講師として岐阜大学の瀧沢広人准教授をお招きし、英語科セミナーを開催しました。

県下の英語教育に熱心な先生方が74名も参加して下さり、充実した研修会にすることができました。

授業は、参観者が多数だったため体育館で行いました。丸田仁教諭が1年A組の生徒と「Lesson8 School Life in the U.S.A(三省堂 NEW CROWN)」の学習を進めました。

ALTに自分の紹介したいことをメールで送るという活動を組み、QAチャートを使って考えたメール文のスピーキングとリスニングを行いました。アドバイスを考えさせる際に、「その文でALTに伝わるのか」を視点として問い、相手意識を高めることで、より思考力・判断力を働かさせ、深い学びを導くよう試みました。

事後研では、大分県教育庁義務教育課の佐田香織指導主事と大分大学教育学部の御手洗靖教授から貴重なご指導ご助言をいただきました。また、参加者の皆様からもたくさん質問やご意見をいただくことができました。ただ、全てに応える時間は取れなかったため、後日HP上で回答することとしています。関心がある方は、ご覧ください。

講義では、瀧沢広人准教授から「英語教育の不易と流行 ~「対立」ではなく「共存」で~」と題してお話をいただきました。小学校3年生が、知識・技能を超え、思考・判断を働かせて英語を用いている動画を見せていただき、中学校に迎える小学生に対する意識を新たにする必要を感じました。と同時に、「難しいことを易しく教える」「教えるべきことはしっかり教える」「授業を楽しく」などの不易の部分の大切さも教えていただきました。

本年度の授業公開はこれで最後となりました。来年度も、引き続き研修の場を用意していきますので、より多くの方のご参加を楽しみにしています。