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30年度 附属小中「総合的な学習の時間」
合同授業研究会 実施

 11月26日(月)

    11月26日(月)2年A組で「総合的な学習の時間」の研究授業を指原健太郎先生が行いました。本年度で3年目になる「総合的な学習の時間」の小中連携研究授業の一環として、附属小学校から先生方が参加されるとともに、大分県教育委員会から米持武彦義務教育課長と後藤竜太指導主事にアドバイザーとして御参加いただき、指導・助言をいただきました。
   今回の研究授業は、「大分県の魅力度ランキングをあげよう」という2年の単元の中で、来月赴く東京での修学旅行の自主研修で、大分県の魅力を東京の人にアピールするために、級友の前でデモンストレーションを行い、アドバイスをし合う中で改善点を考えるというものでした。
 外国人を想定した英語でのPRや、クイズを取り入れたカボスのPR、郷土料理のレシピ提供や温泉の紹介など、グループ毎に工夫されたPRを展開していました。
 
  授業後の事後研では、小学校の先生の視点やアドバイザーのご指導から、より効果的な授業の工夫として以下のような点が確認されました。

□色違いの付箋にアドバイスさせることで、工夫されていた点と改善すべき点とが分けられていたが、一文が長すぎ、アドバイスされた側が読み取って整理・分析するのに時間がかかっていた。
→ラッションペンを使わせて端的に記述させる 見出しやポイントにアンダーラインを引かせるとより効果的

  →付箋にまとめる技能について、小6ではこれくらい、中2ではこれくらいまでできるようになることをめざすといった規準を小中で策定しておくと、指導がより具体的・効果的になる

□PRの3観点「対象」「目的・内容」「手段」を意識させていたがやや、曖昧だった。
→特に「手段」は細分化して分析させる必要があった。
→「目的・内容」を最優先し、@魅力はこれ、Aその理由・根拠、Bだからこの「手段」で、と決めさせると、伝えたいという思いが強まり、生徒の探究が自覚的に広がる
→アドバイスを丸呑みするのではなく、なぜ改善すべきなのか吟味させることが大切

□課題設定、情報収集、整理・分析、まとめ・表現のサイクルによる資質・能力の育成が図れていたが、ゴールに対する意識に課題が見られる。
→目的を達成するという真剣さとリアル感を持たせるために、デモンストレーションを級友ではなく、実際に対峙する対象を想定した大人(教員)や大分駅前で行う方法も考えられる
→単元の目標に知識・技能を位置付けることが必要
→単元のゴールを目指す中での本時のゴールの位置づけを明確に示すことで、活動も明確になる
*単元のゴール例(知識及び技能を中心に)大分県の自然産業・人々の願いについて知ることができる
(多様性)大分県には、多くの人々に誇ることのできる魅力がたくさんあること
(連携性・工夫や努力)大分県の魅力をPRする人々や組織があり、それぞれが連携して具体的 な取組を進めていることや、取組を進めていくうえでの課題があること(根拠や理由)大分県の魅力をPRするためには、相手や目的を明確にすることや、自分たちが魅力として感じている根拠や理由を明確に示すことが大切であること
→活動の結果として因果関係が認められるゴールになっていることが大切

□「総合的な学習のガイドブック」を活用して、思考ツールを生徒が選び、アドバイスの整理・分析に役立てていたが、適切な使い方になっていたか。
→思考ツールは適切に使用しないと、エラーが生じたり、非効率化したりすることもあるので、指導者が適切な使い方をまず理解して指導することが必要

来月は、附属小学校で「総合的な学習の時間」の研究授業が行われます。今後も、小中の連携を大切にして、9年間の子どもの成長を見据えて授業改善に取り組んでいきます。 


 
 
 
 
 
 
 


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